MaaS基盤
MaaS Foundation
スマートシティ・スマートキャンパスに必要となる社会基盤の⼀つとして、多様なモビリティサービスを⽀えるMaaS基盤を構築し、市民・外国人市民・学生・留学生・旅行者など、誰もが快適で便利に過ごせる街を目指します。
MaaS基盤構築 背景と目的
新しいモビリティサービス「MaaS」(Mobility as a Service) の基盤を構築
- 「MaaS」は、インターネットやスマートフォン、AIや⾃動運転など、様々なテクノロジーを掛け合わせた、次世代の交通サービスであり、スマートシティの社会基盤のひとつとなるモビリティサービス形態として注目されている。
- 先進的なMaaSを広島⼤学及び東広島市で検証し、既存の公共交通との連携を考えることは、マイカー利用によるCO2排出の削減につながり、カーボンニュートラルの街を実現するために重要と考えられる。
また、広島大学が公表している「カーボンニュートラル×スマートキャンパス5.0宣⾔」にも貢献することが期待される。
広島大学における意義 (実証フィールド)
- 職員及び学⽣のために先進的なMaaSの利便性を提供し、ニーズや経済性検証、データ取得、実証研究を実施する。
- 誰もが利用できるMaaS基盤を構築することで、様々な企業や団体による多様なMaaSの検証が可能となり、カーボンニュートラルやスマートキャンパス化に向けた実証実験も促進される。
スマートシティにおける社会実装
プロジェクト紹介
1. マルチタスク車両
2. 通信インフラ設備
3. MaaSアプリ
1. マルチタスク車両
多様なモビリティサービスの発展を目指して、複数のタスクを検証する際にそれぞれに専用車両を配備せず「マルチタスク車両」1台で検証を行うものです。
内装を臨機応変に変更できるように、車両内レイアウトが変更可能で、電源、机、椅子、Web会議環境等を装備することで、様々な用途に活用できます。
2. 通信インフラ設備
複数人でのWEB会議開催や、行政サービスの提供に耐えうる通信設備を車両内に装備しています。
3. MaaSアプリ
「マルチタスク車両」の予約機能に加えTGOアプリとのデータ連携のためのAPI機能を標準装備するアプリケーションです。