コモンプロジェクト : 東広島市で行われた研究が国際的な学術雑誌に掲載 (大学院人間社会科学研究科・法学部 茂木准教授)

プロジェクト紹介

東広島市役所の支所の窓口サービス満足度に関する調査

大学院人間社会科学研究科・法学部の茂木康俊准教授が2020年に東広島市役所黒瀬支所で行われた調査に基づき執筆された、「東広島市役所の支所の窓口サービス満足度に関する調査」が、世界的に信頼できる学術誌が集められているオンライン学術データベースとして著名な、Web of Scienceに所収されている学術雑誌 “Public Organization Review” (Springer発行)に掲載されました(2022年1月1日)。

この調査は、市役所(支所)の窓口を利用された方の満足度を、庁舎のハード(建物などの物理的な側面)、ソフト(職員の対応など)、サービス(行政サービスそのもの)から統計的に検討するもので、窓口サービスの満足度の規定要因を探るとともに、自治体の支所における窓口機能についての政策提言を行うことを目的として実施されたものです。
調査の実施にあたり、東広島市及びTown & Gown Office(TGO)も協力させていただきました。

各国の政策や大学ランキングにも用いられる国際学術雑誌への掲載は、学術的な業績として高く評価されるだけでなく、大学運営上も大きな価値があります。
文系・理系を問わず、地域における研究環境の充実がこうした成果につながりますよう、TGOとしても引き続き支援を行ってまいります。

 

論文へのリンクはこちら:
Moteki, Y. Customer Satisfaction with Branch Office Services in Higashihiroshima, Hiroshima Prefecture. Public Organiz Rev (2022). https://doi.org/10.1007/s11115-021-00574-w

 

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