学生によるレポート

「食堂に行ったらいつも混んでいる……」
「この時間なら食堂がすいているだろうと思ったのに、行ったら全然席が空いていなかった……」
普段学生食堂を利用しているみなさん、そう思ったことはありませんか?
授業後にすぐ行ける便利さとご飯の美味しさで人気の、生協の学生食堂。
でも人気ゆえに席はいつも利用者でいっぱい。特に午前の授業が終わった後のお昼時は、毎日大混雑しています。
「今は混んでいるだろうから、もう少し待って人が少なくなったころに行こう」と考えた人も多いはず。でも、その日に限って混む時間がいつもと違って、結局席が探せない……なんて経験をされた人もいるのではないでしょうか。
そんなみなさんに今回ご紹介するのが、TGOアプリ「混雑状況可視化サービス」です。
このサービス、なんとリアルタイムで食堂の混雑状況を教えてくれます。 実際に食堂まで行かなくても、スマートフォンで食堂がどれくらい混んでいるのかがわかるのです。
このサービスの実証実験が、現在、私が普段利用している大学会館の食堂 (※3月は営業していません) で実施されていますので、実際にアプリを使って混雑状況を見てみました。
まず、TGOアプリ※をダウンロードします。

アプリを開くと、TOPページに大きく「TGOアプリ 混雑状況可視化サービス」の画像が表示されています。

TGOアプリ TOP
この画像をタップすると……

学生食堂 空席の表示
会館食堂の混雑状況が一目でわかりやすく表示されています! 青色で「空席」の表示。どうやら今はすいているみたいですね。
お昼前に確認すると……

学生食堂 やや混雑の表示
黄色で「やや混雑」の表示に変わっています!
実際に大学会館の食堂まで行くと、確かに沢山の利用者が食事をとっていました。
少し時間が経ち、利用者がさらに増えたころに「混雑状況可視化サービス」を確認すると……

学生食堂 混雑の表示
今度は赤色で「混雑」の表示に。
確かに実際の混雑状況に合わせて表示が変わっています。
ちなみに食堂が開いていない時間にアプリを開くと……

学生食堂 営業時間外の表示
営業時間外であることも教えてくれます。これなら営業時間をわざわざ確認しなくても「せっかく来たのに開いてなかった……」とならずに済みそうです。
この「混雑状況可視化サービス」は、現在実証実験中とのことですが、文字だけでなくアイコンや色を変えて表示されているので、一目で混雑状況を確認できるのがありがたいポイントです。
さらに実際に食堂を訪れた人が「実際の混雑状況」を投票できる機能もあります。
指先一つで、すぐ食堂の混み具合が分かる「TGOアプリ 混雑状況可視化サービス」。
みなさんも使ってみませんか。
- 取材者: 広島大学 生物生産学部生物生産学科 岡峰 望有
- 取材日: 2025年2月
広島大学Town & Gown未来イノベーション研究所 (TGIF)
IoTチーム
特任講師 リ スイエイ
- Mail: cying hiroshima-u.ac.jp