広島大学総合博物館「東広島エコミュージアム」活動のご紹介

キャンパスづくり・まちづくりトピックス
Town & Gown Office準備室は、タウン(街)とガウン(学生や教職員)が一体となったまちづくりを目指しています。東広島キャンパスは、1973年以来の移転事業により、西条盆地の自然環境・社会環境の中に新たにつくられました。キャンパスは、地域の生態系や人々の暮らしと深い結びつきを持っており、まちづくりに大きな影響を与える存在です。このトピックスでは、まちづくりやキャンパスづくりに関わる活動を、広く紹介していきます。

博物館というと、建物の中に貴重な文化財が展示されている場所を思い浮かべますが、エコミュージアムは、地域の自然、文化、歴史、生業などをまるごと博物館として捉える概念です。エコミュージアムは、地域の自然環境に住民、来訪者が相互作用しながら関わり、持続可能な地域づくりを支えていく仕組みだと言えます。

東広島キャンパスが位置する西条盆地は、古代は大きな川や湖の一部であったと考えられているため、当時の堆積層が良質な地下水を生み出しています。総合博物館では、この地下水を使った伝統的地場産業である酒造業など、豊かな生活文化を育むこの地域をまるごと博物館とし、「東広島エコミュージアム」活動を開始しています。

以下のリンクから、東広島エコミュージアム活動の全体像と、これに関わる学生レンジャー(キャンパス・スチューデント・レンジャー)の取り組み、キャンパスの樹木へのネーミングプレート設置の話題などを見ることができます。

広島大学総合博物館:東広島エコミュージアム

広島大学デジタル博物館:キャンパス・スチューデント・レンジャー(Campus Student Ranger)よるキャンパスの自然観察

広島大学公式ウェブサイト:晩秋彩る学内の木々127種全てにネーミングプレート~キャンパスまるごと博物館へ始動~

 

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