レポート :「地域交流イベント」に参加しました (後編)

学生によるレポート

東広島市のみなさんに「広島大学スマートシティ共創コンソーシアム (以下、共創コンソーシアム)」の取組について知っていただくことを目的とした「地域交流イベント」が、2025年11月1日(土)に広島大学フェニックス国際センターMIRAI CREA(ミライクリエ)で開催されました。

会場は、共創コンソーシアムに参画している機関による様々なブースが出展され、子どもから大人までたくさんの来場者で賑わっていました。
レポートの後編では、各ブースの印象やブースで実際にお伺いしたお話などをご紹介します。

まずは、前編でご紹介した共創コンソーシアムの「取組紹介」等が行われた1階で出展されていた中国電力のブースに伺いました。

中国電力のブース
(MIRAICREA 1階 小会議室2/会場マップ E)


このブースでは、自転車(エアロバイク)をこぐことによる発電体験ができ、「この体験を通して、太陽光などの再生可能エネルギーを身近に感じてもらいたい」とおっしゃっていました。
同社ではカーボンニュートラルの実現に力を入れており、「今の子どもたちが大きくなった時に、自分たちがどんなエネルギーを使うべきかを自ら考えられる力を身につけてほしい」とのことでした。

続いて2階に移り、大会議室で出展されていた4つのブースに伺いました。

2階大会議室内の様子

三井住友信託銀行のブースでは、金融教育をテーマに「1億円に触れてみよう!」「お金を数えてみよう」というコーナーが出展されていました。
担当の方は、「ブースに来てくれた子どもたちに体験を通して少しでもお金について知ってほしい」とおっしゃっていました。

また、支店が広島市内にあるため、共創コンソーシアムに参画していることを知ってもらう機会が少なく、このようなイベントをきっかけに東広島市民に認知していただきたいという思いも語ってくださいました。

三井住友信託銀行のブース
「模擬紙幣体験」
(MIRAI CREA 2階 大会議室 / 会場マップ M)

サタケのブースでは、「食の観点から役立てないか」という思いで共創コンソーシアムに参画した、とおっしゃっていました。 また「まちには人が生活しており、食は不可欠なものである」ことから、農業を通して共創コンソーシアムに貢献したいという思いがあるそうです。
お米測定の体験では、お米の評価をどのように行っているかについて紹介されていました。
「昨今のお米の価格高騰により、人々のお米への関心が高まり、改めて注目される食品になっている」「機械メーカーとして、より良い品質のお米を届けていきたい」との言葉がとても印象的でした。

サタケのブースの展示
「食味計などのお米の検査機器を用いた品質評価」
(MIRAI CREA 2階 大会議室 / 会場マップ N)

東広島市のブースでは、環境学習の一環として「触れる地球儀」が用意され、来場者は市の担当の方のお話を聞きながら興味津々な様子で地球儀に触れていました。
触れる地球儀には、リアルタイムの気象情報や地震・津波など200以上の様々なデータが入っており、実際に触りながら地球環境について学ぶことができます。
この「触れる地球儀」は、2025年(令和7年)10月から東広島市にあるごみ焼却施設「広島中央エコパーク」に置かれており、市内の小学4年生が社会科見学でエコパークを訪れた際の学習プログラムの一つとして使われているそうです。
また、子どもから大人まで幅広い世代に「触れる地球儀」を通した体験をしてもらうため、今回のようなイベントの機会を積極的に活用して出展を行っているとのことでした。
市の担当の方は、「なかなかイメージが湧きにくい地球環境について、興味を持ってもらうきっかけになってほしい」とおっしゃっていました。

東広島市のブース「触れる地球儀」
(MIRAI CREA 2階 大会議室 / 会場マップ L)

マイクロンメモリジャパンのブースでは、VR体験が行われ、多くの子どもたちが楽しそうに取り組んでいました。
同社として初めての参加となる今回のイベントでは「地域貢献の一環として、子どもたちに半導体技術について知ってもらえたら」とのことでした。
一見、半導体とは無関係に思えるVR製品ですが、実際には内部に多くの半導体が組み込まれており、最先端の技術が活用されているとおっしゃっていました。
他にも、地域の小学校で半導体産業についてお話しされるなど、様々な地域貢献活動を実施していると伺いました。

マイクロンメモリジャパンのブースの展示
(MIRAI CREA 2階 大会議室 / 会場マップ K)

このほかにも、1階のフジタのブースでは、4足歩行(犬型)ロボットやラジコンバックホウによるあめすくいなどが行われ、来場者の注目を集めていました。

フジタのブース
「4足歩行ロボット」・「ラジコンバックホウによるあめすくい」
(MIRAI CREA 1階 / 会場マップ B・C)

scheme verge(スキームヴァージ)のブースでは、共創コンソーシアムによるスマートシティの実装化に向けた取組がわかりやすく紹介されていました。

scheme vergeのブース「スマート実装化支援事業」
(MIRAI CREA 1階 多目的スペース / 会場マップ G)

2階のソフトバンクのブースでは次世代社会インフラによるまちづくりをテーマにしたAR体験が行われていました。

SoftBankのブース「次世代社会インフラによるまちづくり体験」
(MIRAI CREA 2階 / 会場マップ J)

広島大学Town&Gown未来イノベーション研究所(TGIF)のブースでは、来場者が思い描く未来の東広島についてのコメントがシェアされていました。

TGIFのブース「東広島市の未来像や大学に関するアンケート」に寄せられたコメント(一部)
(MIRAI CREA 2階 / 会場マップ I)

いずれのブースも工夫が凝らされた内容で、会場全体が活気にあふれていました。

1階の様子
感想

普段、あまり接することのない企業の方々から直接お話を伺い、これからの東広島市のまちづくりに対する大きな情熱を感じました。忙しい中、どのブースでも快くお話を聞かせてくださいました。
また、共創コンソーシアムに参画している機関の取組や思いについて知ることができ、とても貴重な機会でした。

国内外からたくさんの企業が集まっている東広島市において、共創コンソーシアムの取組は、それぞれの機関が持つ強みを活かして協働することで、これまで見えてこなかった新しい東広島市が見えてくる、そんな可能性を強く感じます。
私自身、新たな視点から共創コンソーシアムを知ることができ、わくわくする時間となりました。

レポート概要

  • 取材者: 広島大学総合科学部国際共創学科 山崎 茉奈
  • 取材日: 2025年11月1日

本レポートでご紹介したブースは一部です。ブース一覧については、詳細ページをご参照ください。

  • 出展団体一覧:
    広島大学Town&Gown未来イノベーション研究所(TGIF))、東広島市、住友商事株式会社、株式会社フジタ、ソフトバンク株式会社、中国電力株式会社、三井住友信託銀行株式会社、株式会社サタケ、マイクロンメモリジャパン株式会社、scheme verge株式会社

お問い合わせ

東広島市・広島大学 Town & Gown Office

  • Mail: tgo hiroshima-u.ac.jp 
  • ※メールアドレスをクリックまたはタップすると開くお問い合わせフォームもご利用いただけます。
  • Tel: 082-424-4457

「共創コンソーシアム」については下記ページをご参照ください。

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東広島市・広島大学 Town & Gown Office

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